相手の可能性や能力が開花する “場” を創造せよ!

      2018/11/28

 

どうも、理学療法士の魚住です。

 

今回のブログは、“場” の創造

について書いていきたいと思います。

 

なぜ、“場” の創造について書こうと思ったのか?

そこには明確な理由があります。

 

目の前の患者さんや利用者さんの

可能性や能力を引き出そうと思ったら、

それを引き出すための “場” を創造しないといけないからです。

 

これは、頭ではなかなか理解しがたいことかもしれません。

 

 

私たちは、生きている限り、

“場” の持っている情報、

つまり、エネルギーによる支配を必ず受けています。

 

それは、目には見えないものですが、

心や身体に何かしらの影響を与えているものなのです。

 

言葉だけを読んでいくと、

その内容について理解し難いかもしれません。

なので、具体例を挟みながら

伝えたいことが伝わるように話を書き進めていけたらと思います。

 

スポンサーリンク

 

モノゴトが “ある” と認識されるためのプロセスとは?

 

まず、話に入って行く前に

抑えておくべきことを書いておきたいと思います。

 

私たちが、何かモノゴトを認識するときっていうのは、

何かモノゴトがあって、

それを五感で感じることによって

モノゴトが存在しているのではない 

ということです。

 

人間の五感というもので、

何かがあるという認識がなされるから

モノゴトが存在する 

 

順序が大事なのです。

 

 

分かりますか?

 

 

初めから、何かモノゴトが

存在しているのではない。

 

私たちの五感が何かしらの刺激を受けて、

それが電気信号として脳に情報が送られて、

脳に届いた刺激情報が何かしらの情報処理がなされた結果、

モノゴトを認識する。

 

 

つまり、初めにモノゴトありきではなく、

認識するから、モノゴトが存在している

という順序です。

 

ここを、しっかりと理解しておいて下さい。

 

 

私たちが、認識できないものは

それは存在していない、と同じことなのです。

 

認識できるものは、存在している。

でも、それは誰にでも共有できるものではないですよね?

人によっては認識できないこともある。

 

 

だから、自分が認識できるから、

それは確かに存在する、と思っても

隣の誰かさんは、認識することができない、

ってこともあり得るわけです。

 

自分の中の常識は、世界の常識ではない。

 

これも同じなのです。

 

 

結局は、人間って自分の主観の世界の中だけで生きている。

同じ世界を共有することはできないのです。

 

自分の偏った視点、フィルターでしか

モノゴトを見ることができない。

そういう特性があります。

 

私にとっての大丈夫は、隣の人には大丈夫ではない。

そんなことは、多々あるわけです。

 

 

目の前のその問題は、セラピスト自身の認識がつくり出しているものではないだろうか?

 

さて、認識できるから、存在している。

認識できるから、それが “ある” 。

このようになっています。

 

で、ここからが本題ですね。

目の前に患者さんや利用者さんがいます。

 

その人を見た目での評価、触れてみての評価をします。

その評価を受けて、セラピスト自身が何かしらの

人間像をつくり出します。

 

人間像という表現だと言葉の表現が適切ではないかもしれませんが、

分かりやすい例でいうと膝関節を動かしてみたときに

『この人の膝関節は動きが硬いし、これだけしか曲がらない』

という認識をしたとします。

 

それは、そういう情報の “場” が形成された、

ということになるのです。

 

 

セラピストが、実際に患者さんや利用者さんの身体に触れて

評価をした結果、『膝が硬い』という固定概念を持ってしまった。

 

その『膝が硬い』という思考、思いが

その “場” に影響を与えるのです。

 

 

それはどういうことなのか、というと

セラピストが『膝が硬い』と認識したことで、

すでに、『膝が硬い』という情報 “場” が

出来上がってしまったのです。

 

つまり、一度出来上がってしまった “場” の

影響を受け続けることになります。

 

セラピストが、目の前の患者さんや利用者さんの

膝関節に触れるとき、目で見て意識が行くとき

そして、患者さんや利用者さん自身にも

『膝が硬い』という情報による影響が及んでしまうのです。

 

このことが意味するものを理解できますか?

 

 

問題を問題と認識した瞬間に、

それは問題となってしまうわけです。

 

認識したことで、存在してしまう。

“ある” ということになってしまうのです。

そういう情報 “場” が出来上がってしまうのです。

 

 

これは、何も特別なことではなく、

催眠術師が使っている手法です。

 

リアルに、臨場感を高めて、情報場をつくり出す。

目の前のモノゴトの情報を書き換えることで、

モノゴトの認識を変えるのです。

ないものが、あるように見えたり、

味覚を変えられたりするわけです。

 

スポンサーリンク

 

セラピスト自身の固定概念が、相手の可能性や能力を閉じ込めている元凶である

 

このように、私たちセラピストの思考や先入観、固定概念は

患者さんや利用者さんと関係する際に大きな影響を及ぼしている

ということを知らなければいけません。

 

目の前の患者さんや利用者さんを評価して、

どこをどう評価していいのか分からない。

 

どのようにセラピーを展開していったら良いのか分からない。

 

このようなセラピストの混乱は、

目の前の患者さんや利用者さんに伝わるのです。

 

 

セラピストの思考や先入観、固定概念がつくり出している

情報 “場” に影響を受けてしまっている。

 

だから、良くならない。

可能性や能力を引き出せない、

ということになるのです。

 

 

もし、セラピストが、

自分自身の偏った狭い枠内だけで、

身体運動を導こうと思っていたら、

それは、その枠内を超えた世界は創造できないのです。

 

今ある世界、既存の世界。

そういったものを超えて、新たな世界を提示するには

セラピスト自身が、どのような情報 “場” を創造できるのか、

ということにかかっているのです。

 

 

歩行のときには、ここはこう使って、

こうでなきゃいけない。

 

そのような枠に縛られていると、

その情報 “場” が出来上がって、

その情報の影響をもろに受けてしまうのです。

 

どこの関節の動きが悪い、という情報 “場” をつくってしまうと

その情報による影響を及ぼしてしまう。

そのことを知らないといけません。

 

 

なので、セラピストに大事になってくることは

固定概念をつくらないことなのです。

 

固定概念をたくさん持っていると、

持っている数だけ、制限をつくってまいます。

 

その結果、どうなるのかというと

縛りが多くなる。

不自由になってくる。

枠に当てはめる程、不自由になり苦しくなっていく。

 

当然ながら、頑張らなければいけなくなる。

楽に動けない。

快適に動けない。

そのような状態になってしまうのです。

 

 

逆にいうと、セラピスト自身に固定概念がなく

自由に、身体の声を聴きながら

身体を快適な方向へと導いてあげることができれば

それは 自由で、創造性がある情報 “場” を

創造することができる のです。

 

ここまで書いてきたことは、おそらく

やったことがないことだと思います。

 

体験したことがないことだから、

イメージできないことだと思います。

 

 

だからといって、自分には関係のないことだ、とか

自分には必要のないことだ、とか

そういった判断をしてしまうのは、

とてももったいないことだと思います。

 

あなた自身に世界を、広げるチャンスなのに、

それをスルーしてしまう。

それはもったいないことでしかない。

 

この情報 “場” を創造できるようになれば、

目の前の患者さんや利用者さんの可能性や能力を引き出すための

良い影響を与える “場” を創造できるようになるのです。

 

 

逆にいうと、

患者さんや利用者さんの可能性や能力を引き出せないのは、

そういう “場” を創造することができていないからです。

 

セラピスト自身の価値観や考えという

枠にはめ込む情報 “場” しか創造できていないかもしれません。

 

それほどまでに重要な概念なので、

それを身につけて、創造することができるようになることこそが

セラピスト自身の質を高めることになるのです。

 

 

私たち人間は、“情報” という存在でしかない

 

なかなか理解しがたい話だったかもしれません。

 

これは、対患者さんや利用者さんのことで

話を進めてきましたが、

自分自身に置き換えて考えてみると理解しやすいと思います。

 

 

自分とは?

 

そう問いかけたときに、色んな要素があると思います。

 

人間で

日本人で

男で、女で

理学療法士で

どこに住んでいて

家族構成はどうなっていて

など・・・・

 

無数の情報によって構成されている存在です。

 

 

自分はネガティブだ、という固定概念を持っているとしたら、

その情報に縛られます。

影響を受けます。

 

その結果、自分はネガティブな人間であるという枠にはめ込みます。

それと同じことなのです。

 

認識がなければ、それは “ない”  。

存在しないのです。

 

 

自分自身が認識してしまっている、認識しているから

それが存在しているのです。

“ある” のです。

 

自分はネガティブである、という固定概念、セルフイメージを

認識しなければ、ネガティブな人間にはなり得ないのです。

 

 

まとめ

 

人間は、情報の存在であるとも言えます。

認識する情報の世界の中で生きている。

 

そのことに気づくと

自分自身の見ている世界、感じている世界、

というものが大きく変化するでしょう。

 

情報の書き換えで、

いくらでも現実世界は変えられる のですから。

 

 

患者さんや利用者さんの可能性や能力を引き出すというのも

同じことなのです。

 

情報 “場” を書き換える のです。

 

これができない、これしかできない、など

そういった動きを制限してしまっている、

阻害してしまっている情報を書き換える。

そして、認識を変えることで枠が外れるのです。

 

枠が外れたら、世界はいくらでも

無限に広がっていますよね?

 

そうやって、可能性や能力を引き出していくのです。

 

 

あなたは、目の前の患者さんや利用者さんに

どのような情報を与えていますか?

 

その情報は、患者さんや利用者さん自身の

可能性や能力を引き出すものでしょうか?

 

それとも、可能性や能力を閉じ込めるものでしょうか?

そこを考えてみて下さい!

 

 

ということで、今回のブログは以上になります。

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

 

スポンサーリンク

 

 

 

 - 創造, 可能性や能力を引き出す, 関係性 , , , , , , , , , , , , ,