セラピスト自身が調和した存在となり、エネルギーの高い場を創造すること

      2017/01/14

 

どうも、理学療法士の魚住です。

 

前回のブログ、

人間は同調する生き物である!

ゆえにセラピストの在り方が重要である icon-share-square-o 

では、人間は同調する生き物であるということの話を書きました。
そして、セラピスト自身の在り方が

とても重要であるということを書きました。

 

今回のブログでは、前回のブログ内容を踏まえて、

セラピスト自身の在り方がいかに重要なものなのか、

ということについて、より深い内容を書いていきたいと思います。

 

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『軸』がないから、調和できない

 

セラピスト自身の在り方は、とても重要です。

何度もしつこいですが、セラピスト自身の在り方が、

本当に大事なんです。

 

それは一体なぜなのか?

 

なぜ大事なのか、という話を

これから書いていきたいと思います。

 

ぜひ、じっくりと読んで頂けると幸いです。

 

 

これまでのブログでも、『軸』が重要 ですよ、

という話を何度も書いていると思います。

 

なぜ、『軸』が大事なのか?

そこを考える必要があります。

 

ただ単に、何の根拠もなく

『軸』が大事だと言っているのではないのです。

 

 

秩序と無秩序

 

秩序と無秩序という観点から

話を展開していきましょう。

 

言葉が難しそう。

そのように思われたかもしれません。

 

でも、安心して下さい。

そんなに難しい話にはならないと思います。

 

私自身、物理とか、数学とか苦手なので

専門的な話になってしまうと、私自身が理解できません。

 

一般の人にも理解できるように抽象度を落として

話を展開していきたいと思います。

 

 

『軸』がある=秩序ある状態です。

逆に、『軸』がない=無秩序な状態です。

 

私たちは、この地球上に生きているということは

重力という力の影響を絶えず受け続けているのです。

 

1Gという力で、地球の中心に向かって

常に引っ張り続けられている。

引き寄せられているわけです。

 

でも、この力を明確に感じられる人はほとんどないでしょう。

それほど明確に感じられるほど、大きな力ではないからです。

 

 

なぜ感じられないのか、というと

私たち大人は、筋力があるからです。

 

必要以上に力を入れて姿勢保持をしたり、

動作をやってしまっているから、

重力を感じ取ることができないでいるのです。

 

1G以上の力に打ち勝つだけの力を、大幅に超えた力を

発揮しながら姿勢保持や動作を行っている。

ゆえに、重力を感じることができないのです。

 

必要以上に緊張している、力んでいるのです。

 

 

赤ちゃんとか、筋力の弱い状態にある人にとっては

この重力をいかに感じられるのか、

ということが立位など、姿勢保持や動作を行う際に求められます。

 

筋力がない分、骨という人体の組織でも

最大の支持性を持っている骨を使わないと

姿勢保持が行えないし、動作ができないからですね。

 

自分自身が持っている身体資源を最大限に活かさないことには

姿勢保持が保てないし、動けないのです。

 

 

筋力がない分、骨を最大限に活かした

身体づかいが求められる、ということなのです。

 

 

赤ちゃんは、“ゆるむ” 天才

 

赤ちゃんとか、筋力の弱い状態にある人を観察していると

ゆらゆらしていますよね?

 

これは、大人でも身体がゆるんでいる人の

特徴でもあります。

 

 

筋肉の力によって、身体を固めて使っていないから

ゆらいでいるのです。

 

重力を感じて、地球の中心を感じて

重力場という環境の中で、

最適な身体づかいができている。

 

それは、重力場の中で『調和』がとれている

ということでもあります。

 

姿勢保持や動作が行えているということは

『調和』がとれている、ということです。

 

『調和』がとれていないと、姿勢保持がとれない。

動作ができない。

 

そのような状態に陥ってしまいます。

それは、重力に打ち勝つことができていない状態ですね。

 

 

重力場において、調和がとれている状態というのは、

1G以上の力を使って、筋力で姿勢保持をするのでもなく

動作をするのでもなく、

筋出力は最小限で、骨の支持性を最大限に活かして

姿勢保持や動作を行っている、ということなのです。

 

その結果、重力場に最適な状態に身体が統合される。

 

 

統合されるから『軸』が生まれるのです。

 

『軸』があるから、身体がゆるむ。

骨の支持性を最大限に活かすことができる。

筋出力を最小限にすることができる。

 

そのような身体づかいができるようになるのです。

 

 

私たちは、赤ちゃんの頃は誰もが

ゆるゆるに、ゆるんだ存在だったのです。

 

『軸』が備わっている存在だったのです。

 

しかしながら、筋肉が発達するにつれ、

筋肉で固めて姿勢保持をしたり、

必要以上に筋出力を発揮して動作を繰り返していくうちに

重力を感じられなくなってくるのです。

 

そうやって、どんどん身体が固まってくると同時に

『軸』を失っていくのです。

 

 

ゆるんでいないと、骨をつかめない

 

『軸』というものは、ゆるんだ身体にしか形成されません。

 

ゆるんだ身体で、重力を感じられるから

あらゆる身体のパーツが地球の中心に向かって引き寄せられる。

その力のベクトルの集合体が、『軸』になるのです。

 

 

重力は使い方次第で、プラスにも、マイナスにも作用します。

身体の姿勢が整っていないと、身体への負担は大きくなりますが、

身体が整っていれば、プラスの作用をもたらします。

具体的にいうと、重力を感じるくらいにゆるんでいれば

地球の中心に向かって引き寄せられる力が働きます。

 

その力は、逆に地球の中心から

自分自身を押し返す反発力として、

床半力が返ってくるのです。

 

その床半力をうまく捉えて、骨に伝えることできれば

その力で姿勢保持や、動作がバランスを崩さずに

行えるようになるのです。

 

わざわざ、筋肉で頑張らなくても

地球の中心さえ捉える力があれば、

地球から返ってくる、床半力を活かすことができる。

このような身体づかいができるようになるのです。

 

 

だから、筋出力はそんなに必要ではなくなるのです。

骨を生かすことができるのですから。

 

これが、古来から言われる “コツ” をつかむ、

ということなのです。

 

骨をつかめない人は、重力を感じ取れない人のことです。

 

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セラピスト自身が『調和』できてないから、エネルギーの低い “場” が創造される

 

骨を活かすには、骨の重みを感じられるくらいまで

ゆるまなければいけないのです。

 

筋肉による縛りから、骨を解放しなければいけないのです。

 

骨の支持性を最大限に活かすことができるという状態が

重力場において『調和』がとれている、

ということなのです。

 

 

重力と骨、空間、地面との調和がとれている。

この状態こそが、秩序ある状態です。

『軸』が形成される状態なのです。

 

その一方で無秩序な状態というのは、

重力と骨、空間、地面との調和がとれていない状態です。

 

・骨の重みを感じられない

・筋出力が最小限ではない、過剰に使ってしまっている

・地球の中心を捉えられないから、床半力を使えない

・筋肉で頑張らないと姿勢保持や動作が行えない。

 

こういった状態に陥ってしまうのです。

 

エネルギーコストの側面からいっても

非常に効率の悪い状態 であることが分かると思います。

何も調和できていない。

 

調和できていないから、非効率な身体づかいになってしまうのです。

 

当然ながら、エネルギーも低い状態ですね。

情報として整っていないのですから、整合性がない状態です。

 

無秩序な状態で、バラバラになっている状態なわけです。

バラバラになっているからエネルギーが低くなっている。

そのようにも言えます。

 

 

セラピスト自身が、この無秩序な状態だとしたら、

エネルギー状態が低い状態である、

ということなのです。

 

そのエネルギーが低い状態で、目の前の患者さんや利用者さんと

関係してしまうと、その状態が同調してしまうのです。

“場” のエネルギーが下がってしまう。

 

それだと、何も良いものを創造することができないのです。

より良い姿勢、より良い動作を導くこと、引き出すこと。

 

 

そのためには、“場” が整っていないことには

引き出されないし、創造できないのです。

 

セラピスト自身が、どのような “場” を創造できるのか?

提供することができるのか?

そこが重要なのです。

 

 

より良いものが創造されるには、

エネルギーの高い場が必要になってきます。

それは感覚的にも理解できると思います。

 

こういったことを踏まえて、セラピスト自身の在り方が

いかに重要なものなのか、

影響力があるものなのか 、ということが

少しでも伝わったのではないでしょうか?

 

 

エネルギーの高い “場” からしか、良いものは生まれない

 

どのような “場” を創造することができるのか?

それはセラピスト自身の在り方にかかっているわけです。

 

重力場という環境の中で、調和のとれていない姿勢や動作しか

できないセラピストには、より良いものは創造できない。

 

ゆえに、患者さんや利用者さんの可能性や能力を

引き出すことができない、ということを言っているのです。

 

 

エネルギーの低い場からは、

エネルギーの低いものしか創造されないのです。

 

無秩序な場からは、無秩序なものしか創造されないのです。

 

散らかった部屋から、何かより良いものを

創造することができますか?

クリエイティブな思考が可能でしょうか?

 

散らかった部屋は、頭の中も散らかっている、ということなのです。

頭の中で、あらゆる情報が “とっ散らかった” 状態なのです。

そんな状態からは、何も良いものを

創造することはできないのです。

 

 

創造性が担保されている、というのは、

エネルギーの高い場における話なのです。

ゆえに、セラピスト自身の在り方も

高めていかなければいけない。

 

エネルギーの高い場を創造できるように

在り方を整えなければいけないのです。

 

それがセラピスト自身の責任でもあると

私は解釈しています。

 

 

まとめ

 

患者さんや利用者さんの可能性や能力を引き出そうと思ったら、

まずは “場” を整えること。

 

可能性や能力が引き出される “場” を創造すること なのです。

 

・セラピスト自身が、重力場において調和すること

・『軸』を形成すること

・秩序ある状態をつくり出すこと

 

それができないことには、本質的な意味合いにおいて

可能性や能力を引き出すことはできないと思います。

 

表面的な変化や、改善はいくらでも生み出せても

本質的な変化や改善は望めない。

 

 

エネルギーの高い場を創造できること

エネルギーの高い場を提供できること

それが求められるのです。

 

セラピストの在り方がいかに、重要なのか?

知識や情報での理解は進んだと思います。

 

大事なことは、身体で腑に落とすこと。

体感的に理解することなのです。

 

今回のブログを踏まえて、あなたはセラピストとして

一人の人間として、どのように

自分自身の在り方を高めていきますか?

どうせなら、良い意味での影響力を

与えられる存在となりませんか?

 

ということで、今回のブログは以上になります。

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

 

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 - 『調和』や『一体感』, 創造, 可能性や能力を引き出す, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,