あなたから、その “肩書き” を引いたら何が残りますか?

      2017/01/14

 

どうも、理学療法士の魚住です。

 

理学療法士という国家資格。

その国家資格を持つことで、何か特別な存在になったと

“勘違い” してしまっているセラピストが少なくありません。

“先生” と呼ばれることに優越感や特別感を感じてしまっているかもしれません。

 

しかしながら、私たちセラピストが思っているほど、

世間では理学療法士という職業が認知されていません。

つまり、社会的な認知度にズレがある、ということです。

セラピストと一般人との認識に “差” があるということです。

 

また、私たちセラピストが思っているよりも社会的地位も高くない。

このように様々な側面で、ズレが生じているのです。

そのズレを認識することが重要だと思います。

そうじゃないと、どんどん世間からズレていく。

 

時代の変化も、どんどん早くなっています。

時代の変化ともに、理学療法士の在り方も変化してきています。

この時代の変化にも適応していかないといけない。

視点を上げると、『調和』していくことが求められる、ということなのです。

 

今回のブログでは、理学療法士という『肩書き』について

時代背景を交えた話を書き進めていきたいと思います。

 

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時代の変化

 

『理学療法士』という “枠”

 

その『枠』から、あなた自身を

いかに解放させることができるのか?

そこが、これからの時代には重要なキーとなってくる部分だと思います。

 

今は、不安定な時代です。

そして、縦の関係性ではなく、横の関係性へとシフトした時代の中で生きています。
縦の関係とか

横の関係性とか

このような言葉だけをみても、何のことだか理解できない。

そういう声が聞こえてきそうですね。

 

なので、少し補足的に説明しておきます。

今は、資格とかそういったものに対して

特に権威とか、そういったものが存在していない、という話です。

 

少し前なら、医者や先生とか言われる存在はある意味、自分よりも上の存在だったわけです。

だからこそ、上の存在であるがゆえに、位置エネルギーを使えたわけです。
自分よりも立場が上ということで、医者や先生の言うことは絶対である。

そのような関係性の社会があったわけです。
平成生まれの人は、そういった感覚がないかもしれませんが、

昭和生まれの人には、この感覚が理解できると思うのです。

 

 

逆に、平成生まれの人は横の関係性の中で育ってきているので医者とか、先生とか、親とか

昔なら自分よりも上の存在に対して、

『何が偉いの?』

『何で言うことを聞かなければいけないの?』

という感覚が普通になっているのです。

 

それは、“しつけ” 云々とか

そういった話ではないのです。

 

時代背景とセットになって生まれたもの なのです。

 

このように、昔なら医者とか、先生とか、親とか、社長とか

縦の関係性がゆえに、従うような状態だったのが

今は、横の関係性の社会になっているので、

何も権威性もなければ、説得力も持たない時代になっているのです。

 

縦の関係性の中で育った人は、横の関係性の社会に『調和』できずに苦しみ

 

横の関係性の中で育った人は、縦の関係性の中で育った人と『調和』できずに苦しんでいる。

 

そういった関係性の問題で、人間関係がうまく構築できない、

という問題を抱えながら生きている人が少なくないのです。

 

 

理学療法士という『肩書き』に縛られていませんか?

 

さて、ここからが本題です。

これまでの話を踏まえて、問題提起したいこと。

それについて書いていきたいと思います。

冒頭にも書いたように『理学療法士』という “枠” ということについての話です。

 

ブログでも、自己紹介でも

『理学療法士の〇〇です!』とか、

『元、理学療法士の〇〇です!』とか、

そういったことを表現している人は少なくありません。

 

私自身も『理学療法士の魚住です!』

って、書いていますからね。

 

書くことは何も問題ではないと思うのです。

なぜって、事実だからです。

 

国家資格として、『理学療法士の免許』を持っている。

それはれっきとした事実なのですから。

問題は、そこではないのです。

 

理学療法士という肩書きにあなた自身が縛られている状態、というものが問題 だと思うのです。

これまでにお伝えしてきたことを踏まえると、

別に『理学療法士』だから、ということで何か権威になるわけでもなく、特別性があるわけでもない。

そういったことを言っているのです。

 

 

私たちセラピストが思っているほど、社会的認知度は高くない

 

『理学療法士』という職業は、私たち業界人が思っているよりも一般的ではない。

そのように感じます。

 

試しに、リハビリとか、そういった経験がない一般の人に、『あなたの職業は何ですか?』と聞かれたら

『理学療法士です!』って言ってみて下さい。

 

『あぁ、理学療法士さんなんですね!』

『理学療法士さんって、〇〇をやる仕事の人ですよね?』

なんて話の流れにはならないことが多いでしょう。

 

『理学療法士って、どんな仕事をやっているんですか?』

『それって、何ですか?』

みたいな応えが返ってくることの方が多いと思うのです。

それは、私たち理学療法士が思っている社会的認知度と、

世間一般の認知度に、“開き” がある からです。

 

 

なので、私は

『理学療法士をやっています。リハビリの仕事ですね!』

っていうようにしています。

そう言うと、ほとんどの人は理解して下さるからです。

別に、細かいことなんて知りたいとは思っていないのです。

 

どういった仕事をしているのか?

そこを大体の理解ができれば、聞く人も納得しますよね。

 

『理学療法士』という言葉よりも、

『リハビリ』という言葉の方が、

まだ社会的には認知度がある。

だから、その言葉を使っているわけです。

そこに大きな理由はありません。

 

 

相手が、理解できないものを提示して

精神的な不安定を生み出すよりも

相手が何となくでも理解出来るものを提示して

認知不協和の状態をつくり出さないことの方が

関係性を構築する上では重要だからです。

 

変にプライドを持っていて、『理学療法士の〇〇です!』

何てことを言っても、『何それ?』

ってことになってしまうからです。

 

そういう人って、変に自意識過剰というか、

自信を持っているので、

その態度というか、空気感が相手に受け入れてもらえず

距離感を生み出してしまうことにつながるのです。

 

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“肩書き” 自体はあなた自身の価値にはならない。 “人間性” にこそ価値がある!

 

少し話が逸れてしまいましたが、

『理学療法士』という肩書きが、

何か特別な権威を発揮することはない。

 

そこをきちんと認識する必要があるのです。

 

確かに、『理学療法士』という肩書きは

相手の興味を引くものではあるかもしれないですが、

それ以上の何かを生み出すものではないのです。

 

大事なことは、肩書きよりも人間性 です。

人間性こそが、人を惹きつけるものなのです。

 

『理学療法士の〇〇です!』

それをきっかけに興味を持ってもらい、

例えばブログであれば、その人の書いているブログを

一度は読むかもしれません。

 

でも、読んでみたブログが

興味関心を引くものでなければ、人は集まらない。

大事なことは、『理学療法士』という肩書きではないのです。

あなたの人間性です。

あなたの人間性が転写されている世界観なのです。

そこに人が集まってくる。

興味関心を持って集まってくるのです。

 

 

『理学療法士』という肩書き。

それを剥がされたときに、どれだけの魅力があるのですか?

そういうことなのです。

 

『理学療法士』という肩書きが

何か特別な存在に見せるものではない。

あなたという存在を、大きく見せるものではない、

ということなのです。

 

 

あなたという存在から、『理学療法士』

という肩書きを引き算したときに、

・一体何で勝負できるのか?

・何で価値を提供するのか?

・どういった魅力があるのか?

 

一言でいうと、『人間性』ですよね?

人間性が重要なのです。

 

『理学療法士』という肩書きに頼っていては

何も自立できないのです。

 

 

まとめ

 

これからの時代は、ますます “肩書き” が

価値を持たない時代になってくるでしょう。

 

そのように時代になったとき、

あなたはどうするのですか?

という問題提起です。

 

 

すでに、そういった時代に入っているわけです。

『私は理学療法士なんです!』

と声高に叫んだところで、

『だから、何?』

ってことにしかならない。

人間性でしか、信頼関係を構築することができないのです。

 

 

肩書きを使って、権威性を使って

『信頼関係』の構築は、なし得ない。

そこを勘違いしているというか

時代を読めずに迷走しているセラピストが多いと思います。

 

・あなたは何で勝負しているのですか?

・あなたは何で価値提供しているのですか?

・あなたは何で興味関心を持ってもらっているのですか?

 

『理学療法士』という肩書きを引き算したときに

あなたには何が残るのでしょうか?

何が価値となるのでしょうか?

そこを考えてみて欲しいのです。

 

ということで、今回のブログは以上になります。

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

 

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