あなたが理学療法士としての質を最大限に高めるために欠かせない3つの技術

      2017/01/14

どうも、理学療法士の魚住です。

 

私たち理学療法士は、『技術』という言葉をよく使います。

そして、理学療法士としての質を高めるために、『技術』を高めていかなければいけない、といったような言葉も聞かれますよね?

 

でも、その『技術』という言葉に着目してみたときに、
『技術』というものの具体的な要素が曖昧になっていたり、ぼやけてしまっているのではないかと思うのです。

 

というのも、『技術』と一口に言っても、
理学療法士に求められる『技術』って幅が広いと思うのです。

幅が広い世界のことをひとくくりにして『技術』という言葉として使ってしまっている。

ゆえに、『技術』という言葉の具体的な部分がぼやけてしまうのです。

 

今回のブログでは、理学療法士に求められる『技術』について、ぼやけた状態が少しでも鮮明に、そして明確化するような話を展開していきたいと思います。

 

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技術とは何か?

 

まずは、言葉の意味が概念を知ることが重要だと思います。

 

『技術』とは何か?

ネットで検索すると、以下のような説明が書かれています⬇︎

 

個人や特定の集団において、訓練により身に付けた、

物事を巧(たく)みに行う能力。

テクニック、スキル。
http://www.weblio.jp/content/技術

 

 

さらに、『技術』という言葉を構成している “技” と “術” については、それぞれ異なる意味をもっています⬇︎

 

技と術(すべ・じゅつ)は人の能力・機能・動きを表す概念である。
技は特定の目的を持ち、その目的を果たすための手段・手法であるが、これを体系的にまとめたものを術という。

http://www.weblio.jp/wkpja/content/技術_技法と技能(スキル)

 

いかがでしょうか?

言葉の意味や概念を知ることで、少し言葉に含まれている意味がより明確化してきたのではないでしょうか?

 

言葉を正しく使うこと。

 

それは、とても重要なことになります。

言葉を正しく使えないということは、関係する相手にあなた自身の思いや考えを正しく伝えることができない、ということになるからです。

 

話が少し難しくなりますが、言葉というのは『情報』です。

言葉というものを視点を上げて捉えてみると、それは『情報』になるのです。

ということは、言葉を正しく扱えない=情報を正しく扱えない
ということになりますよね?

情報が正しく扱えないのですから、当然ながら情報が正しく伝えることができなくなる、ということになるわけです。

 

 

私たち人間は、言葉というものを使ってコミュニケーションを図っています。

もちろん、言葉を介さない非言語のコミュニケーションというものも使っていますが、
多くの場合、言葉を介してコミュニケーションを図っているという関係性があるわけです。

 

ゆえに、言葉を正しく使うこと。

その重要性を理解して頂けるのではないでしょうか。
言葉を正しく使う、ということ。

 

このことに関して、私自身がよく疑問を抱いている言葉があります。

その言葉は何かというと、『治療技術』という言葉です。
セラピストの間では、よく使われる言葉だと思います。

よく耳にする言葉だと思います。

 

この『治療技術』という言葉に、私自身は違和感を感じているのです。

 

この言葉のどこに違和感を感じているのかというと、『治療』という言葉ですね。

 

私自身は使いません。

私と関係する患者さんや利用者さんに対して、『治療』という行為をやっているとは思っていないからです。

 

『治療』とは何でしょうか?

 

ネットで検索すると、以下のように書かれています⬇︎

 

治療(ちりょう)とは、病気やけがをなおすこと。
病気を治癒させたり、症状を軽快にさせるための行為のことである

概要
ヒポクラテスは、「医師が病を治すのではなく、身体が病を治す。」と表現した。
つまり、人の体にはもともと「治ろうとする機能」があり、
医師の役割というのは、その機能を補助することにすぎず、
治療や医療行為というのは治る機能を補助するものでなければならない、としているのである。
(ウィキペディア)

 

この検索結果に当てはめて考えてみると、

理学療法士としては病気や怪我を治す、ということは間接的には影響を与えることはできても、

直接的には影響を与えることはできないと捉えることができると思います。

こういう観点があって、私は『治療』という言葉を使うことに違和感を感じているのです。

 

治療という言葉の中に、『症状を軽快にさせるための行為』という記述もあります。

これは、痛みや浮腫などの症状に対して、症状を軽快にさせるための行為というものは、
実際に臨床の場面でも行っているので、『治療』というものをこの意味合いにおいて使うのであれば、『治療』しているとは言えると思います。

 

 

しかしながら、私自身の感覚では『治療』しているという感覚はない。

多くのセラピストは、自分が良くする、なおす、という意識をもって目の前の患者さんや利用者さんと関係している人が少なくないですが、セラピストが “なおせない” ですよね?

 

治療という言葉の概要の中にも、書かれていましたよね?

 

ヒポクラテスは、「医師が病を治すのではなく、身体が病を治す。」と表現した。
つまり、人の体にはもともと「治ろうとする機能」があり、
医師の役割というのは、その機能を補助することにすぎず、
治療や医療行為というのは治る機能を補助するものでなければならない、
としているのである。

 

この部分です。

 

言葉の意味に当てはめて考えてみると、確かに一部分では『治療』をしているといえるでしょう。

しかしながら、私がここでお伝えしたいのは、そういったことではないのです。

セラピストが、目の前の患者さんや利用者さんを “なおせる” と思っていることです。

 

それは “思い込み” であり、“勘違い” なのです。

 

 

セラピストにできることは、概要でも書かれているように関係する相手の『治ろうとする機能』を補助するという関係性にあるということです。

これを、私自身のよく使う表現でいうと、

相手の可能性や能力を引き出す、ということです。

 

“あなた” と患者さんや利用者さんとの関係性において、相手の可能性や能力が引き出される関係性を構築することが、とても重要なことであると私は感じています。

つまり、セラピストの一方通行的な働きかけではなく、セラピストと患者さんや利用者さんとの共同作業により、新たな何かを創造する、ということなのです。

それが『治ろうとする機能を補助する』ということであり、『可能性や能力を引き出す』ということだと思うのです。

 

ここが、とても重要な部分だと私自身は感じています。

 

 

多くのセラピストは、“自分が” という視点で目の前の患者さんや利用者さんをみている。

相手の身体の症状というものに着目はしても、相手というパーソナルな存在をみない。

それは言い換えると、病気や症状としてしか目の前の相手を捉えていない、
ということなのです。

 

そのような状態で相手と接すると、相手からセラピストがどのように映っているのでしょうか?

それは、自分という存在を無視されている。

“私” という存在をみてもらえていない、というように感じるのです。

 

つまり、『心ここに在らず』といった状態ですね。

 

このようにセラピストと患者さんや利用者さんとの間に距離感があるのです。

近い距離感で接することができない。

ゆえに、多くの部分ですれ違いが起こっているのです。

 

距離感が遠いがために、『信頼関係』の構築ができない。

『信頼関係』の構築ができないがために、患者さんや利用者さんからセラピストが受け入れてもらうことができない、という大きな問題があるのです。

 

 

このような状態を生み出してしまっている、陥ってしまっている、というのはとてもマズい状態ですよね?

相手の可能性や能力を引き出すための関係性というものを構築できないのですから。

 

 

患者さんや利用者さんからすると、セラピストとの信頼関係があってこそ、自分の世界を広げていくことが可能となるのです。

自分の世界を広げていく過程において、痛みを伴い、不安や恐怖も感じるでしょう。

そういったことを乗り越えていくためには、やはりセラピストとの信頼関係があってこそ、乗り越えていくことができるものだと思うのです。

 

 

ここまでの話を踏まえて重要なことは、主従関係であってはならない、ということです。

 

『治療する』という言葉を使うときに、治療する側と治療される側、という関係性が生じてしまいます。

セラピストは当然ながら “する側” ということになりますよね?

ということは、『主』になってしまうわけです。

それではいけない、ということなのです。

 

本当により良い関係性を構築する、相手の可能性や能力が引き出されるためには、『主従関係』ではいけないのです。

 

横並びの関係性 です。

どちらかが上に立つという “縦” の関係性ではいけない、ということなのです。

 

この視点から多くのセラピストをみてみると、『主従関係』になっているセラピストがあまりにも多い、ということを感じませんか?

 

相手を尊重する、という発想が欠けているのです。

相手を尊重するという発想をもって、関係することができるからこそ横並びの関係性を構築することができるのです。

 

 

『治療』という言葉について、長く書いてきました。

これは私自身の主観でもあり、持論なので、これを読まれたあなたはどのように感じるのかは分かりません。

決して、私自身の考えや主張を押し付けたい、という趣旨はありませんので、一個人としての考えとして受け取って頂けたらと思います。

 

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理学療法士と理学療法の定義

 

ここまでは、『技術』ということをテーマに話を書き進めてきましたが、
何の技術なのか、という話が重要ですよね?

今回のブログで書き進めていきたいのは、『理学療法士に求められる技術』についての話です。

 

では、理学療法士とはどのように定義づけられているのか?

理学療法とはどのように定義づけられているのか?

それぞれをおさえておきましょう。

 

 

理学療法士とは?

 

理学療法士とは、一体どのように定義づけられているのでしょうか?

 

理学療法士協会では、以下のように定義づけられています⬇︎

 

ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。

理学療法士とは – 公益社団法人 日本理学療法士協会

 

 

 

理学療法とは?

 

理学療法とは、どのように定義づけられているのでしょうか?

 

理学療法士および作業療法士法 2 条による定義

理学療法とは、身体に障害がある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行わせ、および電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。

 

この2つの記載された内容から、理学療法士に求められる技術について、
私自身が考える要素について書いていきたいと思います。

 

両者ともに、『基本的動作能力の回復』という言葉が書かれています。

これが、ある意味理学療法士が行う、理学療法の目的であると言えますよね?

 

『基本的動作能力の回復』という目的があって、その目的を達成するためにどういった技術が必要なのか?

そこを考えていきたいと思います。

 

 

 

理学療法士に求められる技術とは?

 

・コミュニケーション
・接触
・身体操作、ハンドリング

この3つの要素が、理学療法士に求められる技術といえるでしょう。

 

それぞれを説明していきましょう。

 

 

コミュニケーション

 

まずは、『コミュニケーション』です。

これは言うまでもなく、人間と関係するのですからコミュニケーション能力というものが欠かせないということになります。

 

・自分を相手に受け入れてもらうためのコミュニケーション能力

・相手との信頼関係を構築するためのコミュニケーション能力

 

これが、人と関係する際に前提となる最重要の要素でしょう。
相手に受け入れてもらえない、相手との信頼関係が構築できない。

そのような状態であれば、セラピストは関係する相手に何もできない、ということになります。

 

セラピストを受け入れられない、信頼できない、という問題があるのに、可能性や能力がどうやって引き出されるというのでしょうか?

下手をすれば、より可能性や能力を閉じ込めてしまうことになり兼ねません。
セラピストが関係する相手に受け入れられて、信頼関係が構築される。

この前提があって、相手の可能性や能力が引き出される。

つまり、創造性が生まれる、ということになるのです。

 

あなたが、身体操作やハンドリングのテクニックや技術というものを持ち合わせていても、
それを発揮させてもらえる状況にはないのですから、宝の持ち腐れでしかありません。

あなたという存在を拒絶している限り、あなたの持っているテクニックや技術というものは発揮できないのです。

 

ここに対して “無知” なセラピストが少なくない。

多くのセラピストが、理学療法士としての質を高めるという発想をもっていても、それを何らかのテクニックや技術を身につける、という発想にしかならないのです。

そういったものを発揮する前に、必要となるコミュニケーション能力という部分に意識が向かないわけです。

 

だから、いくら素晴らしいテクニックや技術を学んでもそれが使えない のです。

 

あらゆるテクニックや技術を学ぶ前に、コミュニケーション能力を高めるという発想をもつことが欠かせないということですね。

 

 

理学療法士に必要なコミュニケーション能力については、こちらの記事で詳しく書いていますので参考にしてみて下さい⬇︎

・理学療法士に欠かせない信頼関係構築のためのコミュニケーション術  icon-external-link 

 

 

接触

 

次に接触ということについてお伝えします。

 

臨床の場面において、患者さんや利用者さんに触れる前に、言語でのコミュニケーションや非言語でのコミュニケーションを図ることによって、自分という存在を相手に受け入れてもらう、という状態をつくり出す必要があります。

それはつまり、信頼関係の構築 ということですね。

信頼関係の構築ができていないのに、相手の身体に触れるということは、運動療法を行う前提条件としては整っていない、ということになります。

 

具体的にいうと、相手の心身が緊張した状態で関係する、ということになるからです。

相手の心身ともに緊張状態にあるのに、相手の身体に触れるということは、より緊張状態を高めてしまうということになるのです。

 

言葉でのコミュニケーション、非言語でのコミュニケーションで、まずはあなた自身を受け入れてもらえる関係性を築けても、相手の身体に接触した際に相手から拒絶されるような接触をしてしまっては、緊張状態を高めてしまうことになる。

相手の心身を緊張状態にしてしまった状態では、相手の可能性や能力を引き出すことは難しくなります。

あなたという存在を受け入れない、信頼していないのですから。

 

 

相手の心身を緊張させない接触。

そういった技術が理学療法士には欠かせないのです。

 

 

では、相手の心身を緊張させない接触とは、どのような接触なのか?

そこを考える必要があります。

 

それは具体的な接触方法というものは触れる相手によって変わる。

ゆえに、個別具体的になってしまうので一般論にはなってしまいます。

 

それだと内容の理解ができないので、一つヒントになるものを提示しておきたいと思います。

それが何かというと、“違和感” や “不快感” です。

 

 

あなた自身が感じる違和感や不快感。

それは、あなたが感じると同時に、相手にも同じものを提供している、ということなのです。

この観点から、相手に違和感や不快感を感じさせないようにするためには、あなた自身が感じる違和感や不快感を生じさせないようにすれば良い、ということになります。

違和感や不快感というものを完全に消すということは不可能でしょう。

 

しかしながら、あなた自身が感じる違和感や不快感をいかになくせるのか?

そこに意識を傾けてみるということが重要なことです。

 

違和感や不快感を感じなければ、接触により相手の心身に緊張を高めるということはありません。

 

・いかにあなた自身が感じる違和感や不快感をなくせるのか?

・いかに相手に違和感や不快感を与えないのか?

こういったことが重要になります。

 

 

 

接触ということについて話をお伝えしてきましたが、これもコミュニケーション能力の中に含まれる要素の一つなのです。

ただ、接触という側面を、多くのセラピストはあまりにも軽視しているのではないか、と感じるところがあり、書かせて頂きました。

 

 

接触については、以下のブログを参考にしてみて下さい⬇︎

・あなたは “違和感” や “不快感” を与えるだけの存在となっていないだろうか?   icon-external-link 

・あなたは目の前の相手をきちんと感じることができていますか? icon-external-link 

・ハンドリングを高めるよりも前に、接触する『手』を考えよう!  icon-external-link 

・『中心』を捉える技術  icon-external-link 

 

 

身体操作・ハンドリング

 

最後に、身体操作とハンドリングについてお伝えしたいと思います。

 

これらの技術は、理学療法士の能力といっても過言ではない部分です。

高いスキルを持ったセラピストと言われる人は、この身体操作やハンドリングの技術を身につけた人である、と言えるでしょう。

 

ここで勘違いして欲しくないのですが、高いスキルを持っているというのは、〇〇という症状や状態に対して、その状態を著しく改善できる技術を持っているということではないのです。

 

よくある、明日から使える〇〇に対しての〇〇みたいなセミナーや講習会というのがあると思いますが、
そういったものに参加して、果たして本当に明日から使えるのかどうか?

確かに、使える人もいるでしょう。

しかしながら、圧倒的に使えない人の方が多いわけです。

使えないから、乱立しているセミナーや講習会、勉強会に参加し続ける人が増えているわけです。

 

技術の取得には時間がかかるものです。

そして、ここからが重要な部分なのですが、あらゆるテクニックやスキルというのは、コミュニケーション能力あってこそ活きるものなのです。

 

あなたが関係する相手というのは、ロボットや機械ではありません。

何かしらのセミナーや講習会、勉強会に参加しても使えないのは、応用力がないからです。

学んだものを活かすためには、持ち帰ってそれを 臨床の場面で落とし込めるのか 、ということが大事になってきます。

 

学んだものを、そのまま臨床の場面で使おうとするから使えない。

それは考えてみたら分かることですよね?

ロボットや機械ならマニュアル的な対処で、使える技術にはなると思いますが、私たちセラピストが関係する対象は人間です。

 

 

人間というのは一人一人個性がある生き物です。

精神面でも、身体面でも、一人一人が異なった存在です。

ゆえに、臨床の場面で関係した際に、セラピストが相手に適応するカタチで対処できなければいけません。

これができないことには、いくら素晴らしいテクニックやスキルを学んでも実際には身につかないし、活かせない、ということなのです。

 

様々な身体操作やハンドリングテクニックというものがありますが、
そういったものの表面的な部分しか捉えることができないと、いくら素晴らしいテクニックやスキルを学んでも身につけることが難しいでしょう。

つまり何が言いたいのかというと、モノゴトの本質を捉えることができれば、あらゆるテクニックやスキルというものを身につけることは難しくないということです。

 

 

テクニックやスキルという意味では、無数に存在するでしょう。

そういったものをいくつも身につけようと思わなくても、本質さえ捉えておけば、あらゆることに応用が利くのです。

様々なテクニックやスキルというものは、現象面を見るとそれぞれ異なってはいても、視点を上げて捉えてみると共通しているわけです。

そういった本質を捉える力を身につけることができれば、何も特別なテクニックやスキルなんてものを時間とお金をかけて学ぶ必要はありません。

 

 

抽象的にはなりますが、私が思う本質とは何か?

そレは、『中心を捉える技術』です。

 

私たちは重力場という環境の中で生きています。

そして、重力場という環境の中で、それぞれ大きさやカタチの異なる空間を持っていて、
その空間の中で身体運動を構築しています。

支持基底面があって、その上に広がる空間があって、重心や重心線がどこにあって、どういった関節運動や位置関係になっているのか?

そういったものを感じ取る感性が備わっていれば、必然的に何をすれば良いのか、ということが見えてくるのです。

 

抽象度を上げて書くと、重力場という環境に調和した状態をつくり出すことができれば良いのです。

 

重力と調和した関係性の構築。

これを創造すれば良いのです。

それが、あなたが関係する相手の可能性や能力を引き出すことにつながるのです。

 

 

重力といかに調和した関係性を構築できるのか?

それには、全体と部分の両面から相手の身体を捉える能力 が欠かせません。

全体像という重力と調和した設計図があって、そこと部分の関係性を見る能力が必要なのです。

 

私たちセラピストが相手の身体を観察した際に、気になる部分というのは、その部分だけの問題だけではなく、他との関連性があって問題が生じているのです。

ゆえに、部分だけではなく、他との相関関係を捉えることができない限り、部分的な問題の本質的な問題は解決することができない。

 

部分と全体。

この視点をもって、相手を評価し、運動療法を展開していく。

そこを欠かさないで下さいね。

 

部分と全体については、こちらのブログ記事を参考にしてみて下さい⬇︎

・“部分” と “全体” の両面からモノゴトを捉える能力が重要である  icon-external-link 

 

先ほど書きました『中心を捉える技術』というのは、こちらのブログ記事を参考にしてみて下さい⬇︎
・『中心』を捉える技術  icon-external-link 

 

身体操作やハンドリング技術を高めるために参考となる本質的な内容を書いています⬇︎

・あなたの治療技術を高めるためには身体づかいの再構築が欠かせない

 

 

まとめ

 

今回のブログでは理学療法士に求められる技術、ということについて話を展開してきました。

 

いかがだったでしょうか?

 

ブログ記事を読まれて、『技術』というものをより鮮明に、明確化できたのではないかと思います。

あなた自身の理学療法士としての質を高めていくために、どういった『技術』を高めていく必要があるのか?

そこが明確化するような内容だったと思います。

 

『技術』というところの具体的な部分では、3つのことを書きました。

・コミュニケーション
・接触
・身体操作、ハンドリング

でしたよね?

 

これらは、どれもバラバラに存在しているものではなく、抽象度を上げると結局はコミュニケーション能力なのです。

理学療法士には、コミュニケーション能力が欠かせないのです。

何をやるにもコミュニケーション能力が必要となってきます。

 

あなたが関係する相手との信頼関係を構築するためのコミュニケーション能力。

 

 

あなたという存在が、関係する相手に受け入れられて初めて何かを始めることができるのです。

あなたが受け入れられていない状態では、何も始められないのですから。

 

大事なことは、『関係性』です。

 

どのような関係性を構築することができるのか?

相手の可能性や能力を引き出すための関係性の構築が重要になってくるのです。

そのために欠かせないものが、コミュニケーション能力なのです。

 

より良い状態、より調和した関係性を構築するための技術。

それが、私たち理学療法士に求められる技術だと思うのです。

 

ということで、今回のブログは以上になります。

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

 

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