あなたが何を学んでも成長できない理由とは?

      2018/11/28

 

どうも、理学療法士の魚住です。

 

多くの人は、“具体的” なものを求めます。

この “具体的” という言葉の意味するもの。

それは、自分自身にとっての “具体的” なもの、ということです。

自分自身の主観的世界における

“具体的” なものだけ を求めている。

 

そして、多くの人は自分の主観的世界における “具体的” なもの、

という『枠組み』から外れると、受け取る情報を排除してしまうのです。

 

・自分の価値観とは合わないもの

・自分にとって重要ではないと感じるもの

そういった情報を排除してしまう、という特性があります。

 

この特性こそが、あなた自身が何をやっても成長や進化しない、

ということの本質的な問題なのです。

 

今回のブログでは、あなた自身が何を学んでも成長できない理由

ということをテーマにブログを書き進めていきたいと思います。

 

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『答え探し』の弊害として、自分で考える力を奪われている

 

前回のブログ、

問いをもたないから、あなた自身の可能性や能力が閉ざされている icon-share-square-o 

では、『問い』をもつことの重要性についての話をお伝えしました。

 

『問い』をもたない、ということは

自分の中の狭く、偏った世界に閉じこもっている状態、

引きこもっている状態 である、ということを書きました。

 

・『答え』探しの世の中

・『答え』を求める世の中

 

情報があまりにもあふれすぎていて

何が正解で、何が間違っているのか分からない。

 

多くの人間は、より具体的なものを求めています。

 

具体的なもの=『答え』

そういったものを求めている。

 

だから、こういったブログという媒体でも

具体的なものを求めている。

具体的な内容が書かれているブログは人気がある。

人が集まる、ということです。

 

それは世の中の流れとして、当然だと思います。

でも、その流れが健全なのか、

ということは別問題でしょう。

 

私は健全ではない、という立場です。

 

 

なぜなのか?

 

具体的なもの、『答え』を提示する、

ということは、読み手自身に “考えない” 状態を

つくり出してしまうから なのです。

 

 

マニュアル化できない現実があるのに、マニュアル対応をやろうとしている

 

リハの世界に当てはめて考えてみましょう!

具体的なもの、『答え』を提示しても

それが、実際に臨床の場で、使えるものなのでしょうか?

もちろん使えるものもあります。

でも、そうじゃないものの方が

圧倒的に多いのではないでしょうか?

 

こういうものには、こうする

こういう状態にある人には、このようなハンドリングをする。

 

まあ、実際の患者さんや利用者さんを目の前にしていないので

具体的には書けませんが、こういうマニュアル化したものを

提示するわけです。

 

でもね、患者さんや利用者さんは、マニュアルで対応できる存在ではないと思いませんか?

ざっくり言うと、ロボットではない。

マニュアルで対応できるような決まり切った機械ではないのです。

一人一人の身体状態は異なっている。

それに加えて、反応の仕方も異なっているのです。

 

感覚が鈍い人もいれば、敏感な人もいる。

受け入れてくれる人もいれば、抵抗を示す人もいる。
痛みを訴える人もいれば、何も感じない人もいる。

 

 

何かを学んで、いざ臨床に臨むと学んだものが活かせない。

そうなってしまうのです。

で、その結果、自分が学んだものは使えない。

そういう発想になってしまうのです。

 

結局、お蔵入り です。

 

 

まさに、『答え』を提示し続けたことに対する弊害でしょう。

 

・自分で考えられない

・自分で考えようとしない

 

自分の狭い世界の中だけで、あらゆるモノゴトを解釈し、

判断している。

そういった人間を増産しているのです。

 

 

何も循環が起きていない業界

 

色んな情報を手に入れることができます。

色んな勉強会やセミナーが乱立しています。

 

有益な情報を、簡単に手に入れる時代になった。

 

でも、セラピスト自身の質は、

高まったのでしょうか?

 

業界の質は高まったのでしょうか?

 

 

とてもじゃないけど、良い循環を生み出しているとは

言い難い状況でしかないでしょう。

 

なぜ、活かせないのか?

そこを考えないと何も良くならないのです。

 

有益な情報を、どのように活かすのか?

それは、セラピスト個々が、自分自身のものにする、

という発想がないからです。

 

受け取った情報をそのままやろうとする。

当然ながら、そのままやっても、できない。

効果や変化を感じられない。

うまくいかない。

 

そうなってしまうのです。

 

これは、

問いをもたないから、あなた自身の可能性や能力が閉ざされている icon-share-square-o  

でも書いたこととつながるのですが、

学んだものを、臨床の場で使うというのは、

セラピスト自身の頭の中の世界、抽象世界のことを患者さんや利用者さんにやろうとしている状態です。

そして、抽象世界を、物理的現実世界と

交えようとしている状態です。

 

自分の頭で考えていることが、実際の現実世界で

フィットさせることができるのか?
そこを検証すると同時に、

どうやったらフィットさせることができるのか、

ということを試行錯誤することが大事なのです。

 

 

セラピスト自身の頭の中の世界、抽象世界の出来事を

患者さんや利用者さんに一方的に押し付けて、

『あれ?できない』、『うまくいかない』。

そんなの当たり前なのです。

 

うまくできない、使い物にならない。

自分には合わない。

 

ひどい場合には、それが使えないのは

患者さんや利用者さんのせいだと決めつけてしまうことです。

 

セラピスト自身の問題なのですよ!

 

 

あくまでも、ヒントなのです。

どこかで、何かで学んだものは、ヒントなのです。

自分自身が、目の前の患者さんや利用者さんと関係した際に

いかにフィットさせることができるのか、

ということにおけるヒントなのです。

ヒントを元に、試行錯誤しながら

展開していく。

 

それができるようにならないと、どんな情報を受け取っても

どんな勉強会やセミナーに参加しても

それは、無駄にしかならない 

時間とお金の無駄です。

 

あなた自身の価値を高めるものでもなく

あなた自身に『自信』をつけるものでもない。

 

 

情報の受け取り方

 

もう一つ、大事なことを書いてみたいと思います。

 

情報をどのように受け取るのか?

これが大事ですね。

 

自分自身の世界をより広げるために大事なこと。

それについて書いてみたいと思います。

 

 

人には、

自分にとって重要だと思う情報しか受け取らない 

このような特性があります。

 

それはなんでもかんでも、情報を受け取っていたら

脳がバグってしまうからです。

脳への負担が大きすぎるがために、バグってしまうからです。

 

そうならないために、自分にとって重要だと思われる情報だけを

受け取るようになっている。

これを踏まえて読み進めていって下さい。

 

 

ブログをみても色んな情報発信をしている人がいます。

もちろん、私を含めての話です。

で、そういった情報発信している人の中で

私自身が発信している内容というのは、

多くの人に受け入れられるものではない。

 

そのように捉えています。

 

 

どういうことなのか?

それを書いていきますね。

 

 

情報を受け身でしか得られない限り、その情報はあなた自身の身にはならない

 

多くの人は『具体的』なものを求めている 

ゆえに、抽象度が高い話は排除するわけです。

 

・自分には分からない

・自分には関係ない

・自分は興味ない

こういう感じです。

 

 

私自身が発信している内容は、確かに抽象度が高いし、

難しいでしょう。

 

さらっと流し読みして理解出来る話ではない。

ゆえに、具体的なもの、『答え』を求めている人には

あまり読みたくないブログ、受け入れ難い内容のブログでしょう。

それはそれで良いのです。

 

私自身がこのブログで伝えたい対象と目的としては、

この業界に違和感を感じているセラピストに対して、

その違和感を解消するための道標を示す内容を書いているからです。

何か具体的な『答え』を提示しているのではない。

表面的な話や、結局は使えないテクニックや技術の話を

提示しているのではないのです。

 

『具体的なもの』、『答え』を求める人は

自分の頭で考えない 

『具体的なもの』や『答え』を手に入れて、

それで安心感を得ているだけでとどまっているのです。

 

そこからの展開がない。

分からないことがあったら『与えてもらう』、

『与えてくれる』ことを待っている。

受け身でしかない のです。

こういう発想で生きているのです。

 

自分の中の狭く、偏った世界の中に引きこもり、

閉じこもった状態で生きている。

ゆえに、新たな情報をインプットしても

自分にとって重要ではないものは排除する。

この問題はとても大きいと思っています。

 

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既存の枠内でしか情報処理できないから『思考停止』に陥ってしまう

 

これについて、問題提起してみたいと思います。

 

何が問題なのか?

 

それは、世界が一向に広がらないってことです。

自分の中の狭く、偏った世界の中で

あらゆる判断をしている。

 

新たな情報を受け取る際にも

自分の中にある情報でしか判断できない。

 

自分の知らない言葉や概念とかが出てくると

それに対してアレルギー反応を示し、排除する。

 

自分の中にある言葉や概念で

理解できないものは

自分には必要ない。

このような発想なのです。

 

客観的にみると、とてもじゃないけど

世界は広がらないですよね?

 

新たな知識や情報をインプットすることの

メリットとは何でしょうか?

 

既存の知のネットワークに、

新たな情報を取り入れて

新たなネットワークを再構築すること でしょう。

 

そのことにより、これまでは理解できなかったこと

読み取れなかったこと、感じなかったこと。

そういったものを情報処理できるようになる、

ということです。

 

知識量が増えると、『思考停止』状態に

陥ることがなくなります。

目の前に現れるあらゆる出来事や事象に対して

自分の頭で考えることができる。

 

『思考停止』状態に陥らなくなるのです。

 

 

新たなネットワークを再構築し、世界を広げよう!

 

世界が広がらない、ということは

既存のネットワークの中でしか情報処理ができない。

狭く偏った枠内で、情報処理できることは

限られていますよね?

『思考停止』に陥らないためには

新たな知識や情報が必要なのです。

 

 

それを取り入れ、新たにネットワークを再構築すること、

枠を広げることをしようとしない。

既存の狭く偏った枠内に閉じこもったままで

世界をみようとしている。

 

冷静に考えると分かると思うのですが、

何も視点が変わっていないのです。

ゆえに、見える世界、感じる世界は変わらない。

 

 

・視点の高さも変わらない

・視点の数も変わらない

そのような状態で、何が一体変わると言うのでしょうか?

 

何も変わらないですよね?

・思考のプロセスも変わらない

・思考パターンも変わらない

 

あらゆるものを排除して、自分の価値観を

絶対化して生きている限り、何も変われないのです。

 

 

例えば、このブログでもよく出てくる『抽象度』という言葉。

抽象的という言葉は、聞くことはあっても

『抽象度』という言葉は、あまり一般的ではないかもしれません。

 

なので、一般的ではないからよく分からない。

よく分からないから自分には関係ない。

理解できない。

という情報処理をしてしまい、何も進まないのです。

 

自分の価値観、自分の世界の中の言葉や概念だけで

あらゆる情報処理をしている。

自分の枠を出ないのです。

自分の外側に出ようとしないし、

広げようとしない。

 

だから、何を学んでも

何を受けても変われない のです。

 

自分の枠を超えようとしないし

広げようとしてないのですから。

めちゃくちゃ『保身的』なのです。

 

 

自分の世界に閉じこもっている状態から抜け出すこと

 

あなたが変われない理由はここにあります。

多くのセラピストが変われない理由がここにあります。

 

自分の世界に閉じこもっている。

 

嫌なんです。

自分の中に絶対的な存在として君臨している

価値観が “ゆらぐ” ことが。

 

新たなものを取り入れて、その結果、

自分の価値観が “ゆらぐ” ことがあってはならない。

精神不安の状態に陥らせてしまってはいけない。

そういう選択をしながら生きているのです。

そういう生き方をしている限り、何も世界を広げられないし、枠を広げられないのです。

 

何を学んでも、何に参加しても

変われないし、良くならない。

 

矛盾している のです。

 

 

まとめ

 

自分自身の世界を広げる、枠を広げるためには

あなたの外側の世界と交わらないといけません。

 

自分の価値観を絶対化する方向で生きるのではなく、

どんどん刷新しながら生きていくこと。

これまで築き上げてきたものを絶対化してはいけないのです。

 

バージョンアップしながら生きていくことが求められているのに、

バージョンアップしないまま、古い価値観を大事に守りながら、

固執しながら生きている。

 

そんなことでは、何も人間的な成長はしないのです。

意固地で、頭の固い人間が出来上がっていくだけです。

 

 

いつまで自分の世界に閉じこもり、

引きこもった状態で生きていきますか?

いつまで、保守的な生き方を選択しますか?

 

あなたの自身の “枠” 。

その枠内だけで、世界を完結させてしまう生き方は

何も成長も進化も望めないのです。

それで良いのでしょうか?

 

鎖国状態で生きているのです。

あらゆるものを受け入れず、排除する生き方を

選択しているのです。

それを認められなくても、外側から見れば

そのように映ります。

 

 

『井の中の蛙大海を知らず』

 

この言葉が、今回のブログでお伝えしてきた様々な話に

集約されていると思います。

あなたが変われない本当の理由が、

ここまで書いてきたことに提示してあります。

 

 

それを受けて、どのように行動していきますか?

誰かが、あなたの代わりにやってくれるものではありません。

あなたの人生なのですから、あなたが自分の外側に

勇気を出して一歩を踏み出さない限り、

現実世界は何も変化しないのです。

 

ということで、今回のブログは以上になります。

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

 

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